あこがれは「二重美人」
あなたが考える「美人」の条件はなんですか?
ある媒体が毎年特集する興味深いアンケートがあります。
女性が選ぶ「なりたい顔」ランキングです。
毎日テレビや雑誌で見ない日はない、そうそうたる女優さんがランキングに名前を連ねるわけですが、特筆すべきは1位から10位全員が二重の女優さんであるということ。
「ぱっちり二重の印象的な目元。アゴがキュッと引き締まった小顔美人。」
世の女性たちが憧れる「美人」の条件はどうやら決まっているようです。
「一重でも二重でも、笑顔の可愛い女性が魅力的なのよ!」
これは一重に悩む娘を慰めるためのお母さんのセリフ!
一重女子、奥二重女子の憧れは、なにがなんでも「二重美人」なのです。
急増するアイプチ・メザイク愛用者・・・
日本人はもともと一重、奥二重の人が多く、目もとにコンプレックスを抱いている人は沢山います。そのニーズに応えるように、多くの二重形成コスメが販売され、売り上げを伸ばしています。
アイプチ(液状)、メザイク(糸状)、アイテープ(テープ状)といった名称で、いずれも瞼を二重の幅に固定する製品です。手軽に二重を楽しめることから若い女性たちの間で爆発的な人気を誇っています。
しかし、これらの二重形成コスメの弱点は・・・
接近戦に弱いということに尽きます。
上手にナチュラルに、かつ、使っていることがバレないように二重を形成するのは至難の業です。
「この人、瞬きするたびに、目がひきつるけど、恥ずかしくないのかしら?」
「この人片方だけ、メザイクがよれているけど、教えてあげた方がいいのかしら?」
このような、いらぬ気遣いを周囲の人間にさせていることだってあります。
他人によりよく見られたいはずの二重形成もこうなってしまっては本末転倒です。
二重形成コスメ依存に潜む危険!!!
「アイプチ」や「メザイク」は便利で手軽な一方で、重大な肌トラブルを引き起こしていることは意外と知られていないのが現状です。
《トラブル1 瞼がかぶれる》
接着剤によって瞼の皮膚が炎症を起こしてかぶれてしまうという、一番多いトラブルです。瞼の皮膚はうすくとてもデリケートなので、日々の繰り返しの使用はかなりの負担になっています。
《トラブル2 アレルギー反応》
アイプチ等の接着剤はラテックスというゴム成分を多く使っているため、ラッテクスアレルギーを引き起こすことがあります。ひどい人は瞼が腫れ上がり、眼を開けられなくなってしまうことも。
《トラブル3 皮膚がたるんで伸びてしまう》
長時間の繰り返し使用によって、瞼の皮膚の弾力性がなくなり、皮膚がたるんで伸びきった状態になってしまうことがあります。これは薬では改善できない取り返しのつかない症状です。
《トラブル4 眼瞼下垂になってしまう》
アイプチやメザイクの物理的刺激が、「眼瞼下垂」という深刻な症状を引き起こす事があります。
(「眼瞼下垂」とは、上瞼が垂れ下がり、眼が開ききらず視界が狭くなる状態をいいます。)
以上がよく報告されるアイプチトラブルです。
中には、こういったリスクを知っていながらアイプチやメザイクの使用をやめられない人がいます。
その背景には「一重の自分をいまさら見せられない!」という二重依存とも呼べる心理があるのかもしれません。
切らない二重施術「埋没法」
「整形は高いし怖い!」そう思っていませんか?
二重のための美容整形手術で「埋没法」という施術があります。
実はこの施術はアイプチやメザイクと原理はまったく一緒なのです。
極細の特殊な糸で、まぶたの裏側から二重を固定するという原理です。
「埋没法」は、
メスを使わないので、より手軽で安全
仕上がりが気に入らない場合でも元に戻すことが可能
といったメリットがあります。
費用も、この先ずっと「二重形成コスメ」を買い続けることと天秤にかけてみてください。
長期使用のリスクとその煩わしさを考えたら、
今がアイプチ卒業の時かもしれません。
当院では、患者様一人一人のお悩みに寄り添ったカウンセリングを行っております。
ぜひお気軽にご連絡、ご相談ください!